明治学院大学 文学部芸術学科 芸術メディア系列のゼミです。
週に3回のペースで活動内容などを報告していきます!
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「Coming soon…」
こんにちは。<人事部>です。
皆さん、お久しぶりです。
春休みはいかがお過ごしでしたか。最近、SNSを見ていると、旅行の写真や飲み会の写真などが沢山挙げられているのが見受けられます。ゼミ生や友人達も卒業旅行に出掛けたり、バイトや会社の研修に追われたりと、忙しくも充実した日々を送っているようです。私はどうだったかというと、この約一か月、引っ越し作業や入社準備、卒業旅行の資金調達と、怒涛のような日々を送っていました。ですが、忙しい時に限って、パソコンが壊れたり、インターネットが使えなくなったり、テレビの地上波が映らなくなったり(今もなぜか映らない)と、ハプニングも付きものです。そんなこともあり、バタバタしているうちにいつの間にか2月は終わりを迎え、3月も半ばを過ぎ、いよいよ春到来です。花粉症の症状が悪化してきたことからも、春の訪れをこの身にひしひしと感じています。そして、春が近づいているということは、「大学生」という肩書との別れも近づいているということを嫌でも考えさせられます。指折り数えてきた残りの大学生活も、残り僅かとなりました。
今回は、最後のブログらしく、私の近況や卒業に向けて考えていることを、徒然なるままに書き綴っていきたいと思います。

 前回もお話ししたように、私はこの春から仙台に引っ越し、そこで新社会人として新しいスタートを迎えます。東京で住んでいたマンションの契約上、周りの人よりも少し早い2月中に引っ越しをしなければならず、新居を決めてから短期間で引っ越しを行いました。ちょうどこのブログ原案を書いているいま、引っ越しを終えたところです。まだ荷解きの終わっていない段ボールが高々と積み上げられ、混沌とした部屋の床にひとり座って、このブログを書いています。愛知県から上京して来る時は、引っ越しがこんなにも大変だとは感じなかったのですが、梱包作業や掃除などの終わりの見えない作業に今回はつくづくうんざりさせられました。引っ越しを終えて一番強く感じたのは、「要らない物が多すぎること」でした。私の「ミーハー」な性格は身の回りの物にもよく表れていたようで、流行り物の多さには驚きました。荷物整理のために部屋中の物を引っ張り出して一つ一つ見ていくと、「いつ買った?」「なんのために?」「使ってないじゃん」と言いたくなるような物がどんどん出てきました。一時期話題になった「ミニマリスト」というライフスタイルがありましたが、私の部屋は“ミニ”とは程遠い非常に“マス”な状態であることを実感しました。この状態を引き起こしたのは、「物を買う」→「物が増えて管理できなくなる」→「(持っている物でも)また買う」という連鎖に陥っているからであり、それに加えて、「物を買う」ことで満足感を得るという消費構造の中に自分がどっぷり浸かっていることもよく分かりました。「物が増えて管理できないこと」は、非常に無駄が多いことなのです。
また、沢山の物に囲まれて生活している自分を見返して、こんな言葉を思い出しました。 「自分の価値は、身に纏う物など自分の外にある物で決まるわけではなく、自分自身の中身で決まる」という言葉です。これは長谷川先生と母親からの言葉でした。物に囲まれることで安心感や優越感を得ていた私は、自分の価値を表層的な部分で装うとしていたのかもしれません。引っ越しを機に整理もできましたし、これからは無駄な物を増やさない生活を目指し、物で飾るばかりではなく自分の中身を磨きたいと思います。

 仙台に拠点を移して少し日が経ち、やっといつもの生活を取り戻しつつあります。このブログが投稿される頃には、新しい土地での生活も落ち着いていることでしょう。ただ、今までの生活と大きく違うのは、「誰も知り合いがいない土地に来た」という事です。本当に誰一人、友達も親類もいません。唯一名前を知っているのは、ウチに来てくれるクロネコヤマト宅急便の優しいおじさんと、春から働く職場の上司のおじさん達数人だけです。東京に出てきた時も孤独感はありましたが、それでも、その時は同じように上京してきた中・高の友人達がいました。仙台で暮らし始めてから会話をしたのは、先ほど紹介したおじさん達に加え、店員さんやナンパのお兄さんくらいです。後は毎日、愛猫のソーニャに話しかけてばかりいます。職場の上司のはからいで「3月いっぱいまでは好きなことをしておいで」と言っていただけたので、友達ともっと時間を共有したり、もっと飲みにも行きたいです。でも、仙台ではまだそういう付き合いのできる友人がいないので、それだけはやはり寂しいです。
でもある意味、一人の時間を思う存分有効活用できるのも今しかないな、と思うようになりました。母は私によく「孤独を恐れるな」と言います。母から言われた中で忘れられない言葉があり、皆さんにも一度考えてみてほしいと思ったので、その言葉をここに載せようと思います。

「孤独を楽しみなさい。孤独は悪くない。結局最後は『自分一人』、人間て。 そこが基本で、その上に『人生はチームプレイ』があるわけ。孤独な時間こそ、人間を育てると思うよ。ぼーっとしている時間こそがあなたを育てる。
あなたを妊娠した直後に読んだ本が『子どもが一人でいる時間』だった。子どもが一人でぼんやりしている時間を奪ってはいけない、とあった。『夢中になる』とは、究極の孤独を楽しんでいるってこと。夢中になれ、孤独を楽しめ、その上で『仲間と楽しめ』。」

新しい生活を始めた時、何か新しいことを始めた時、誰しも最初は孤独だと思います。でも私は孤独を恐れて、常に誰かと一緒にいることを求めてしまいます。母に先ほどの言葉を言われた時、本当の意味で孤独を恐れずに夢中になれるような人になりたいと強く思いました。新しい土地に来て孤独だからこそ、多くの発見や驚きも沢山あるはずです。孤独だから何かを求めるのではなく、孤独だからこそできることもあるのです。せっかく東北に来たので、行動的になって、卒論のフィールドワークでは回り切れなかったお化け屋敷にも行ってみようと思います。4月からは忙しい毎日になると思うので、大学生としての残りの一日一日を大切にして、今やりたい事、やるべき事、今しかできない事の見通しを立てて生活していきたいです。

私が生まれて22年と数カ月。そのうち、小中高大と16年間は「学生」として生きてきました。考えてみれば、今までの人生の半分以上は「学生」です。人生を歩んでいく中で必要な事から、何の役に立つのかわからない事まで、様々な事を学び、練習し、実践してきました。「学生」という社会的立場の中に置かれていることは、特に意識せずとも当たり前のものに感じられ、どこか安心感のあるものだったようにも思います。「学生」でいる間はやるべき事も提示され、そのやり方や間違いや正解も誰かが教えてくれる事が多くありました。しかし、これからの人生は今までとは全く違うものだと思います。これからは、今まで自分が体験したことのない領域に進んでいくのです。不安も日に日に増していくかもしれませんが、それと比例して期待感も高まってきました。新しい環境でのスタートは寂しさも大きいですが、これからの出会いや経験を楽しみに毎日少しずつ成長していけたらいいな、とそんな事を仙台の寒空の下で考えていました。

 さて、これで〈人事部〉最後のブログを終わりたいと思います。
ブログだからこそ書けること、知れることが沢山ありました。〈人事部〉のブログを読んで頂いた皆さん、いつも修正をしてくれたゼミ生、ご指導して頂いた長谷川先生、今までありがとうございました。

第8期最後のブログ担当は、〈うさぎ〉さんです。お楽しみに!
posted by 長谷川ゼミ | 00:39 | 長谷川ゼミ(2016) | - | - |
自分の力

  

  みなさん、こんにちは。いちご大福です。

私はこの春休みに、卒業旅行としてイタリアとクロアチアに行ってきました。自然や建物がうつくしく、バスの窓から外をぼーっと眺めているだけで、しあわせな気分になる場所でした。


  今回の旅行では、テロなどによるヨーロッパの情勢が心配だったこともあり、添乗員付きのツアーを選択しました。参加者は20名ほどで、そのほとんどが私たちと同じような大学4年生でしたが、大学院に通う50代の女性が1名と、旅行関係の仕事をする40代の男性1名も参加していました。


 ツアー中は、長い間行動を共にすることもあり、ほかの参加者の方たちと仲良くなりました。そのなかでも、40代の男性や添乗員の女性とは特に親しくなりました。


 40代の男性は、普段は熊本県で観光バスの運転手をしているそうで、旅行会社の福利厚生を使って、年に5〜6回海外へ行くと言っていました。20代のころはバックパッカーをしており、バイクで日本を一周した経験があるそうです。海外にはいつも1人で出向き、WiFiなどもほとんど使用せず、身ひとつで旅をするといいます。

添乗員さんは、おそらく40代前半くらいの女性ですが、年に5〜60回ほど仕事で海外に行くために、日本にはほとんどいないとおっしゃっていました。海外で日本人を案内することを生業としているので、なんでもこなせるのは当たり前かもしれませんが、参加者の忘れ物や運転手の大幅な遅刻、大雪での行程変更、部屋の窓枠の破損(壊したのは私です)など、どんなトラブルが発生してもドンと構え、焦らず動じず、さまざな言語を用いて対応している姿をみて、とてもたくましいと感じました。


 そんな男性や添乗員さんの話を聞くうち、私も「こんな風に自分でなんでもできるようになりたい」と思うようになりました。と同時に、やりたいことは「やるぞ」と決心して本気で取り組めば、なんでもできるのだろうなと思いました。

 男性も添乗員さんも、どこの場所へ行っても、自分の身は自分で守る力を身につけています。語学力もきっとあるのでしょうが、それ以上に、何か困ったことがあった時に、自分で切り抜ける力を持っていると感じました。旅行中、もし私がこの土地に1人放り出されたら、1人では何もできないのだろうなと何度も思い、人(添乗員さん)にやってもらうことの危うさを感じました。すべてを人に任せてしまうというのは、確かに楽かもしれませんが、人に全面的に依存します。それは自分の力で自分を守るという選択肢を完全に切り捨てた、非常に危険でもったいない選択です。今回の旅行を通して、自分の身は自分で守る、その力を身につけなければならないと強く思いました。そして、男性や添乗員さんが、「やりたい」と思ったことを、自分で勉強して経験して、そのリスクも含めて体得している姿をみて、本気で取り組めばきっと何事もできるようになるのだろうし、やりたいことがあるならばやってみればいいのだろうと思うようになりました。


 私はいままで、同じようなスーツを着て、同じような髪型をして、ヨーイドンで新卒一括採用のスタートを切って就職先を見つけることや、正社員として働き始めてそのうち結婚する、というような生活が当たり前なのだろうと思っていました。そして、ある種の決められた道、大学生の大多数が歩くであろう道から逸れてしまったら、それはきっとなにかを「踏み外してしまう」ことなのだろうと思っていました。


 しかし、それは違いました。どんなことでも、自分が本当にやりたかったら、やってみればいいのだと思います。たとえやりたいことをやってみたことでそれまでの生活が一変したとしても、自分の力で勉強して、経験して、たくましく生きていけばいいのです。むしろ、ほかの人と同じように与えられた道にいるだけでは、自分で何かを選択することをしなければ、ほとんど何も学べないのではないかと思いました。


 ヨーロッパ旅行は、とても楽しかったです。ツアーでたくさんの人と出会って、その人たちの生き方を知って、自分が「あたりまえ」の枠にとらわれていたことに、ふと気付かされました。


 社会人として働きだすまであとすこしです。ずっと学生でいたいという気持ちもありますが、新しく働き始める環境にワクワクする気持ちもあります。働き始めれば、きっと辛い思いをすることも多いのでしょうし、自分がやりたいことなんて考えている暇もないくらい、忙しくなるのかもしれません。ツアーで出会った男性は、「会社のために働くことや、出世をすることも、たしかに生き甲斐かもしれないけど、それより何よりも自由な時間が大切」とおっしゃっていました。私は、何を生き甲斐とするかは十人十色だなと思いながらも、「会社のために働くことや出世をすること」に没頭しているあいだに、気付かないうちにそれが「生き甲斐」となってしまう場合もあるかもしれないと思いました。何か大きな組織の中にいる時は、その時の状態を客観的に把握することはなかなかできません。仕事に追われる忙しい日々の中で、ついつい頑張りすぎて気づかぬ間に苦しくなることもあるだろうと思いますが、すこし立ち止まって、自分を客観視することや自分の気持ちを聞くことを忘れずにいたいと思います。そして、もしやりたいと思うことがでてきた時は、腹をくくって取り組んでやろうと思っています。自分の力でたくましく生きていこうと思います。


 <いちご大福>がブログを書くのも、この記事で最後となりました。

いままでのブログは、とにかく頭が凝り固まっていてかたい文章ばかりだったように思いますが、今回のブログで、はじめてすこし柔らかい頭で書けたなと思っています。

次回の担当は<人事部>さんです。


1年間ありがとうございました。

posted by 長谷川ゼミ | 15:30 | 長谷川ゼミ(2016) | - | - |
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