明治学院大学 文学部芸術学科 芸術メディア系列のゼミです。
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自分の力

  

  みなさん、こんにちは。いちご大福です。

私はこの春休みに、卒業旅行としてイタリアとクロアチアに行ってきました。自然や建物がうつくしく、バスの窓から外をぼーっと眺めているだけで、しあわせな気分になる場所でした。


  今回の旅行では、テロなどによるヨーロッパの情勢が心配だったこともあり、添乗員付きのツアーを選択しました。参加者は20名ほどで、そのほとんどが私たちと同じような大学4年生でしたが、大学院に通う50代の女性が1名と、旅行関係の仕事をする40代の男性1名も参加していました。


 ツアー中は、長い間行動を共にすることもあり、ほかの参加者の方たちと仲良くなりました。そのなかでも、40代の男性や添乗員の女性とは特に親しくなりました。


 40代の男性は、普段は熊本県で観光バスの運転手をしているそうで、旅行会社の福利厚生を使って、年に5〜6回海外へ行くと言っていました。20代のころはバックパッカーをしており、バイクで日本を一周した経験があるそうです。海外にはいつも1人で出向き、WiFiなどもほとんど使用せず、身ひとつで旅をするといいます。

添乗員さんは、おそらく40代前半くらいの女性ですが、年に5〜60回ほど仕事で海外に行くために、日本にはほとんどいないとおっしゃっていました。海外で日本人を案内することを生業としているので、なんでもこなせるのは当たり前かもしれませんが、参加者の忘れ物や運転手の大幅な遅刻、大雪での行程変更、部屋の窓枠の破損(壊したのは私です)など、どんなトラブルが発生してもドンと構え、焦らず動じず、さまざな言語を用いて対応している姿をみて、とてもたくましいと感じました。


 そんな男性や添乗員さんの話を聞くうち、私も「こんな風に自分でなんでもできるようになりたい」と思うようになりました。と同時に、やりたいことは「やるぞ」と決心して本気で取り組めば、なんでもできるのだろうなと思いました。

 男性も添乗員さんも、どこの場所へ行っても、自分の身は自分で守る力を身につけています。語学力もきっとあるのでしょうが、それ以上に、何か困ったことがあった時に、自分で切り抜ける力を持っていると感じました。旅行中、もし私がこの土地に1人放り出されたら、1人では何もできないのだろうなと何度も思い、人(添乗員さん)にやってもらうことの危うさを感じました。すべてを人に任せてしまうというのは、確かに楽かもしれませんが、人に全面的に依存します。それは自分の力で自分を守るという選択肢を完全に切り捨てた、非常に危険でもったいない選択です。今回の旅行を通して、自分の身は自分で守る、その力を身につけなければならないと強く思いました。そして、男性や添乗員さんが、「やりたい」と思ったことを、自分で勉強して経験して、そのリスクも含めて体得している姿をみて、本気で取り組めばきっと何事もできるようになるのだろうし、やりたいことがあるならばやってみればいいのだろうと思うようになりました。


 私はいままで、同じようなスーツを着て、同じような髪型をして、ヨーイドンで新卒一括採用のスタートを切って就職先を見つけることや、正社員として働き始めてそのうち結婚する、というような生活が当たり前なのだろうと思っていました。そして、ある種の決められた道、大学生の大多数が歩くであろう道から逸れてしまったら、それはきっとなにかを「踏み外してしまう」ことなのだろうと思っていました。


 しかし、それは違いました。どんなことでも、自分が本当にやりたかったら、やってみればいいのだと思います。たとえやりたいことをやってみたことでそれまでの生活が一変したとしても、自分の力で勉強して、経験して、たくましく生きていけばいいのです。むしろ、ほかの人と同じように与えられた道にいるだけでは、自分で何かを選択することをしなければ、ほとんど何も学べないのではないかと思いました。


 ヨーロッパ旅行は、とても楽しかったです。ツアーでたくさんの人と出会って、その人たちの生き方を知って、自分が「あたりまえ」の枠にとらわれていたことに、ふと気付かされました。


 社会人として働きだすまであとすこしです。ずっと学生でいたいという気持ちもありますが、新しく働き始める環境にワクワクする気持ちもあります。働き始めれば、きっと辛い思いをすることも多いのでしょうし、自分がやりたいことなんて考えている暇もないくらい、忙しくなるのかもしれません。ツアーで出会った男性は、「会社のために働くことや、出世をすることも、たしかに生き甲斐かもしれないけど、それより何よりも自由な時間が大切」とおっしゃっていました。私は、何を生き甲斐とするかは十人十色だなと思いながらも、「会社のために働くことや出世をすること」に没頭しているあいだに、気付かないうちにそれが「生き甲斐」となってしまう場合もあるかもしれないと思いました。何か大きな組織の中にいる時は、その時の状態を客観的に把握することはなかなかできません。仕事に追われる忙しい日々の中で、ついつい頑張りすぎて気づかぬ間に苦しくなることもあるだろうと思いますが、すこし立ち止まって、自分を客観視することや自分の気持ちを聞くことを忘れずにいたいと思います。そして、もしやりたいと思うことがでてきた時は、腹をくくって取り組んでやろうと思っています。自分の力でたくましく生きていこうと思います。


 <いちご大福>がブログを書くのも、この記事で最後となりました。

いままでのブログは、とにかく頭が凝り固まっていてかたい文章ばかりだったように思いますが、今回のブログで、はじめてすこし柔らかい頭で書けたなと思っています。

次回の担当は<人事部>さんです。


1年間ありがとうございました。

posted by 長谷川ゼミ | 15:30 | 長谷川ゼミ(2016) | - | - |
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