みなさん、はじめまして。
今回の活動報告は<ラッパー>がお送りします。
ゴールデンウィーク中の活動はA、B各班に分かれて行ったので、ゼミ全体での活動は二週間ぶりとなりました。全体で話し合った主な議題は3つです。
・今までブログをやってきてどう思ったか
・『アトラクションの日常』講読発表の分担について
・フィールドワークについて
はじめに「今までブログをやってきてどう思ったか」について話し合いました。
長谷川ゼミが運営するブログは、Web上にアップされるまでにゼミ生全員で添削をしあってきました。以下のような過程を経ています。
①担当者が下書きをメーリングリストで全員に送る。
②ゼミ生全員がその下書きを添削する。
③担当者が添削をもとに最終稿を作成し全員に送る。
④最終稿を全員でチェックする。
⑤修正点があれば修正し、ブログにアップする。
ゼミ生15名全員でこれらのやりとりを交わすので、メーリングリスト上で膨大な数のファイルが飛び交います。また、わたしたちは週2回の頻度で更新しているので、添削の下書きファイルが錯綜してしまうこともしばしば・・・。そこで今回、そういった混乱を防ぐために「添削もそれぞれ2チームに分かれて行ったらどうか」という提案が出ました。そうすればファイルと作業の数も減り、これまでより円滑にブログを更新することができるのではないか、という考えでした。
しかし、わたしたちはある重要なポイントを見逃していました。そもそも、なぜわたしたちはブログを書いているのか、ということです。ブログの執筆と添削は、わたしたちの一番の目標である「卒業論文の執筆」のために行う一つのトレーニングであるからです。ただ単にゼミ活動を記録するためだけではありません。
わたしは幼いころから、本を読むことも文章を書くことも苦手でした。大学に入りレポートを書くことになっても、文献を継ぎ足して構成したり、深く考えずにパッと思いついたことをツラツラと書いたりして、「自分の考えで文章を書く」ということから逃げていました。いったん自分で完成と見なしたらそのまま提出し、見直しなども行ってきませんでした。
しかし、卒業論文は熟考を重ねて書くものであり、誰が読んでもわかるように書かなくてはなりません。思いついたものを書き出してゆくだけでなく、そこから何度も何度も直しを加えて、中身の濃い文章を書いていく必要があるのです。
ブログの担当者は添削を受けて、自分ではなかなか意識することのできない他者の視点から自分の文章を再考します。それは、いずれ論文を書くときに自分が書いた文章を、自分自身で添削できるようになるための練習でもあります。添削をする側も同じです。他者の書いた文章は自分の書いた文章より添削がしやすいため、「文章を直す」いい練習になります。先生からこのようなご指摘を受け、全員が納得のいく論文を書くために15人体制の添削を続けていくことになりました。
この記事の下書きもゼミ生全員からの添削がなされ、「全体的にあっさりしている」「先生から言われた言葉をそのまま自分の言葉のように書いているように感じる」という指摘を受けました。書いた記事を読み返してみれば、わたしの書く文章に「自分の言葉」はなく、言われたことを自分の言葉のように変えて書いているということに気付きました。これまでもレポートなどでこのようなクセを感じていたのですが、他者に指摘されることを通じてわたしの文章の欠点がより明確になりました。そして今後直していくべきポイントを教えてくれる大切な機会であると思いました。添削する側としても自分の欠点を意識しながら積極的に取り組んでいきたいと思います。
次に『アトラクションの日常』講読発表について話し合いました。わたしたちは5月中旬から6月末までこの『アトラクションの日常』を読み、発表していきます。前回のゼミでは、章ごとに担当を分担しました。
1.揺られる(「はじめに」を含む) :<まゆゆ>
2.乗り込む :<ミシェル>、<さちこ>
3.流される :<えみし>
4.ながめてまわる :<ラッパー>
5.買物する :<はちべェ...>
6.セルフサービスする :<コンカ>
7.くりかえす :<セシル>、<ニャンちゅう>
8.複製する :<黒帝>
9.同期する :<まいまい>、<りんご>
10.夢みる(「あとがき」を含む) :<かわしま>、<ゆーめん>、<ちえみん>
『アトラクションの日常』(河出書房新社/2009年)とは長谷川先生の著書です。なぜ『アトラクションの日常』なのでしょうか。なぜ本を読まなくてはいけないのでしょうか。
それは、メディア論的視点を養う必要があるからだと思います。わたしは3年次のテクスト講読の授業で第2章「乗り込む」を読みました。わたしたちにとって身近な存在である乗り物も、メディア論的視点でとらえてみると、わたしたちが何気なく行っている振る舞いを決定づけているメディアであるということに気付けました。ゼミでは一冊通して読むことにより、今以上にいろいろな視点からものを考えることができるようになるため、先生の著書が選ばれたのではないかと思います。
そして本を読むことについて。卒業論文を書くためにはたくさんの本を読まなくてはなりません。知らないことは書けず、本を読むことで得た知識は自ら設定したテーマについて考察していく手がかりとなりえると思います。その際、本の内容について正しく理解しなければ意味がありません。そのためには、本で使われている参考文献や映像資料にもあたる必要があります。なぜその文献が引用されているのか、どのように構成されているのかについて考えることも論文を書くトレーニングになると思います。
それぞれレジュメを作ったり参考文献や映像資料について調べたりするなど準備を念入りに行って、内容の濃い発表が行えるようにしたいです。
最後にフィールドワークについてです。
以前<ゆーめん>がブログで紹介してくれた候補地について、わたしたちなりに考えてみて3つのタイプごとに分けてみました。1つ目のタイプは、ディズニーランドや動物園のようなわたしたちの見方や行動を指定する仕組みが強い施設。2つ目は、浅草や秋葉原のような調査範囲が定められていない広がりのある地域。3つ目は、その2つのタイプのどちらにしたらいいのか迷った東京タワーやスカイツリーの周辺のようなエリアです。
候補地は合計で20ほど挙がっていたのですが、振り分けたタイプと「みんなが興味をもっていける場所がいい」という意見をもとに、多数決で4つに絞りました。
・東京タワーとスカイツリーの周辺
・動物園
・野球観戦
・人が多く集まる駅(新宿など)
次回のゼミまでにこの4つのフィールドを分担して考察し、「そこでなにを見るか」「どういった視点で見ればよいか」について考えていくことになりました。今まで足しげく通っていた場を今までと違った見方で見ることによって新たな発見ができると思うと、とても楽しみです。
次回のブログは5月18日(金)に更新です。<ちえみん>が担当してくれます。お楽しみに!
<ラッパー>